top of page

Q&A

Q&Aでは、皆さまからの頂いた質問とその答えについて掲載しています。

Q.

イリスが春の終わりにペルカとなる時、人格、金銭的な余裕、地域や年齢、信条など、ペルカになる条件のようなものはありますか?

ペルカの自覚に目覚めるための条件はありません。ただし、育ち盛りのマギサたちを受け入れるためにはそれなりの金銭的余裕が必要になるため、ペルカであれば誰でもマギサを招くことができるわけではありません。

A.

Q.

ペルカは1つの町や村におよそ何人ほどいますか?

小さな農村や集落なら0~1軒、(ルールブックに記載されているような)中くらいの都市なら2~3軒、首都のような更に大きい都市ならそれ以上のペルカの家が、マギサを受け入れてくれることでしょう。
ただし「白のアステールを受けているものの、様々な事情でマギサを受け入れることができない潜在的なペルカ」も存在するので、貧しい人が多い地域や、異端審問官がしばしば訪れる地域では、その数は少なくなりがちです。

A.

Q.

理解のあるペルカの家族など、春の終わりにアステールを受けていなくともマギサに理解のあるイリスであれば、ペルカのインクを作ることはできますか?

ペルカのインクは、ルールブックP.76に記載がある通り「神への祈りとマギサへの思いを込めた、ペルカの血の一滴」がないと作ることができません。よって、どれほどマギサへの理解があっても、ペルカ本人以外がインクなしでマギサを招くことはできません。
こういった事情などから、玄関扉の紋章がない家のイリスでも、ごく稀にマギサに対して理解を示してくれる人はいます。

A.

Q.

アストライアにおける本について

情報収集フェイズの演出で本から目的の情報を探すことがありますが、本は一般庶民でもそれなりの数持っている・読めるものと想定してよいでしょうか。

この時代のアストライアには活版印刷技術がないため、一般庶民の生活に本は普及していません。
比較的大きな都市であれば、図書館や教会などの写本が読める環境が存在します。
裕福な家庭の知識人であれば本を所有している場合があるので、ペルカの職業や経済事情によっては家に書物や本棚があるかもしれません。本だけでなく、書簡や布、紙や木板に記録が残っているケースもあります。
なお、庶民は経済的余裕に比例して「読み」はできますが、「書き」はある程度の知識がないと難しいため、多くの場合庶民のメモは精度に欠けます。アルクス教の聖職者は庶民に基本的な読み書きや地域の情報を教える役割も担っていますが、地域差があるようです。
本の原料は亜麻や余り布で作られた紙と、羊皮紙が一般的です。
羊皮紙は貴重品であり、高価な書物や重要な文書に使われています。紙はまだ技術的に粗悪なため耐久性に乏しく、比較的安価です(とはいえ庶民が無駄遣いができるほど安くはありません)。
紙の原料となる亜麻は、ニル=クルゲド北部の乾燥地帯、ハルファザス山岳地帯南部で盛んに栽培されており、工業都市のデルゼンティアでは紙の生産・加工も行われています。
他の地域では布の端切れやボロ布を原料とした紙が主流であり、特に余り布が多く出るティキエマイド周辺でも活発に紙の生産が行われています。
これらの紙から各国の写本師の手によって本が作られ、図書館や教会、本屋へ運ばれていきます。
こういった事情から、白魔女が本から正確な情報を得ようとするならば、町の図書館の内部で読むか、信頼の置ける知識人に見せてもらう場合がほとんどになるでしょう。
ちなみに、白魔女はそれなりに手先が器用で工房を育てていれば、水車などを用いて紙や本を作ることが可能です。魔女の集落にもたくさんの本があります。
しかし、紙の本を大っぴらに持ち歩くと地域によっては悪目立ちするため、旅日記や闇のポエムノートは木のケースにメモを収納する形が一般的です。
以上が制作陣の想定となりますが、文明レベルは実際に遊ぶシナリオに適した水準にした方が扱いやすいと思われます。
あなたがたの物語に合わせて、お好みで調整してください。

A.

世界観
bottom of page